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文楽を見に行ってきました!
文楽5月公演02先日国立劇場に文楽を見に行ってきました。昨年5月にウルトラマン商店街で「文楽の会」を開催したのがきっかけで、20年ぶりに観劇に興味がわいてきました。

特に最近の歌舞伎や文楽の人気は大変なもので、チケットがなかなか手に入らない状況です。長年のファンの年配者に混じって、若い女性を中心に、きもの姿の方からジーンズの男性などなど幅広い年代の方に、親しまれ愛されている様は、業界関係者の努力の賜物と感激しております。

また事前にたいへん勉強されていて、同じ演目でも歌舞伎で見て、文楽で、映画や書籍で読んで、興味の対象も、役者に、ストーリーに、音楽に、衣装にと多方面にわたって研究されています。

呉服屋的にいえば、着物姿で見に行きたいと言う希望も多いようで、街に着物が増える一助になっている事は、とてもありがたく心強い限りですね。

日々接客して話を伺っていると、海外旅行やホームステイ、海外転勤の経験から、日本人としてのアイデンティティ(ちょっとオーバーかな)を指摘されてきものに入ってくるかたが多いように感じます。

また自分で毎日きものを着ているせいかも知れませんが、男性のきものへの興味も最近とても強くなりましたね。実際「男物」の売上げはとても多くなっていますし、当店でも取り扱い商品がずいぶん増えています。
bunnraku

今回拝見したのは、近松の「心中宵庚申」という晩年の名作と50年ぶりに再演された北条秀司が昭和30年代に作成した「狐と笛吹き」でした。

狐は今昔物語から題材をとり、当代の天才といわれた4世鶴澤清六の作曲との事。琴や二胡を取り入れたり、場面が四季にあわせて太夫の裃の色が変わったり、ライティングに趣向があったりと、舞踊劇を見るようなとてもきれいな舞台でした。古典の作品を見慣れたかたには、少々びっくりするような演出で、新作(ほとんど作り直したのだそうです)へのこだわりを感じる作品でした。

前半の心中は、住太夫、文雀、簑助と人間国宝の3名人が競演する重厚で円熟した、これぞ文楽!といった、感動して回りからすすり泣きが聞こえるすばらしい舞台でした。

今回拝見した第2部は全日満席で、チケットは発売時にほぼ完売してしまったそうです。本当に文楽が好きな方が多いのに改めて感じました。ただ天気が雨模様で、きもの姿が少なかったのがちょと残念ではありましたが。実は私も洋服じゃなかった・・。次回はぜひきもので行きます。(^^♪

| きものDEおでかけ | 03:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
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